応募書類を作成して郵送する際も気を抜かず、受け取る相手のことを思いやるこまかな気配りが大切です。
封筒は、履歴書や職務経歴書を折らずに入れられるサイズを選び、A4サイズが入る定形外の封筒を使うとよいでしょう。クリアファイルに入れて送付すれば、折れにくくなり、雨などで書類が汚れることを防げます。
封筒の左下には「応募書類在中」と記載して要件を明らかにしましょう。
また、郵便料金の不足にも十分注意します。宛名は丁寧に読みやすい文字で書きましょう。
応募書類には「添え状」を同封します。 書類送付のあいさつろ送付物の内容を明記するものですが、簡単なアピール文などを付け加えられます。面接の機会を与えてほしい旨など、意欲や熱意の言葉で締めくくります。
履歴書や職務経歴書などの応募書類は、内容が大切なのはもちろんですが、文字が小さすぎたり、改行や見出しもなく文章が延々と続いていたり、枚数が多すぎる書類は、採用担当者の読む気を失わせてしまいます。ポイントが伝わるように書かれているかなどを確認しましょう。
【ブロック①】前文
・「拝啓」で書き起こす(この場合、末文は「敬具」で締めくくりましょう。
・時候のあいさつを入れる場合は、月ごとに使えるものが決まっているので注意しましょう。
【ブロック②】応募したい旨を書く
・何の媒体で求人を知ったかを書く。
・複数の職種が募集されている場合には、「〇〇〇職を希望して~」など、希望職種をはっきり書く。
【ブロック③】簡単な自己紹介・アピールを書く
・応募する会社にはどんな貢献ができるかを加えると良いでしょう。
・下記のような内容を加えてみることも良いでしょう。
●未経験の職種
例:「〇〇職は未経験ですが、前職の△△や◇◇の経験は業務に活かせると考えております。〇〇については、資格取得に向け勉強中です。必要な知識やスキルを積極的に身につけ、1日でも早く戦力となるよう頑張ります。」
●転職回数が多い
例:「転職回数が多く懸念されることと存じますが、複数の会社でっ身につけた幅広いスキルは、貴社の業鵜で存分に生かせると考えております。」
●ブランクが長い
例:「前職を退職後、〇年の失業期間がありますが、〇舞うの資格取得をめざして勉強を続けておりました。試験には残念ながら合格できませんでしたが、学んだ知識は貴社業務で十分発揮できると思います。」
【ブロック④】末文
・面接を希望してして締めくくる。
【ブロック⑤】同封した書類を箇条書きで書く。
応募書類の基本の基本ですが、丁寧に書き、誤字・脱字がないように最終確認をしっかりしてから送りましょう。