みなさん、面接のご経験はございますか?
就職、転職活動、アルバイト、パートなどたくさんの大切な面接の場面があります。実際に面接の経験がある方は、ご存知の通りとても緊張しますよね。とても緊張感のある場所で、自分の志望動機や経験をまとめて話すのは、上手く話せるか不安になる方が多いのではないでしょうか。
面接で大切なのは話す内容だけではありません。あなたはどんな方なのか面接官はあらゆる角度からみています。その角度を理解すると面接官に好印象を与えることが可能です。それでは、実際にどこが大切なのか見ていきましょう。
人と人が会話をするとき、耳と口以外に何を働かせているのかご存知ですか。答えは、目なのです。
みなさん、メラビアンの法則というのを耳にしたことはありますか?
【メラビアンの法則】
メラビアンの法則とは、「7-38-55ルール」もしくは「3Vの法則(Verbal・Vocal・Visual)」と呼ばれる心理学の法則のことで、アルバート・メラビアン(Albert Mehrabian)アメリカ合衆国の心理学者でカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)心理学名誉教授が作り出したそうです。人は単純に会話(フェイス・トゥー・フェイス・コミュニケーション)をしているように見えますが実は、言語情報7%、聴覚情報38%、視覚情報55%でした。この数字は相手に伝わる情報の割合を意味しています。
言語情報・聴覚情報・視覚情報とは ↓↓↓
●言語情報・・・話す内容
●聴覚情報・・・声のトーン、音の高低、リズム、スピードなど
●視覚情報・・・姿勢や態度、ボディランゲージ、表情、服装、化粧、ヘアスタイルなど
例えば、誰かが不味そうな顔をしながら、「おいしい」と言いながら食事をしている時、美味しそうに見えますか?多数の方がこの料理は不味そうだなと思うでしょう。このように対面で会話をしているとき、実際に自分の話す内容は7%しか相手に影響を与えていのです。残りの93%は、聴覚情報と視覚言語すなわち非言語コミュニケーションであることが分かります。
口下手でも見た目と表情、そして声のトーンや話すスピードがよければ好印象だというわけでもありません。相手に対して好印象なのは、スムーズなコミュニケーションであり、その中には、「内容・声のトーンやリズム・ボディランゲージ」この3つのバランスがとれているかが重要なのです。
メラビアンの法則を転職活動で生かすには・・・・
先ほども述べたように、面接管も自分と同じ人です。「言語情報、聴覚情報、視覚情報」で相手に自分の印象をどう与えるかが非常に大切です。
―WEB面接の場合―
近年コロナ禍によるリモート化が進んでおり、面接もオンラインで行われている企業が増えてきました。画面越しの面接は実際に会うよりも、相手に自分の想いや感情が伝わりにくい部分があります。このメラビアンの法則を伝える方法は、「大げさ」を意識すると良いでしょう。相手に伝わっているか、理解してもらえているかなど確認しながら、いつもより大げさにゆっくり話し、動作をすることが大切です。
―対面での面接の場合―
WEB面談を終えても、2次面接はほぼ対面での面接があります。対面での面接は身だしなみは重要なポイントです。清潔感のある見だしなみ(髪型、服装、爪、化粧等)はもちろん、面接中は姿勢を正し、笑顔で接することが大切です。これは第一印象が最後まで相手の頭に残り後の評価に大きな影響を与えるからでもあります。そして、声のトーンも高ければ良いというわけではなく、相手にとって一番聞き取りやすいトーンで話すことも重要です。
このように、面接官はあらゆる角度から見ているので、面接時に聞かれる質問の内容だけに気を取られず、考えた内容を視聴情報と視覚情報を使って相手に好印象を与え採用の可能性を高めていきましょう。
おしごとネット岐阜ではあなたの転職が良い結果になるよう、面接時のアドバイス等にも対応致します。まずは、お気軽にご相談ください。